自治体・公共向け 生成AI研修

自治体・公共向け(生成AI×業務改善キックオフ)

「安全に使えるか不安」「何から始めるべきか分からない」──そんな状態から、 職員の皆さまの実業務に即した“最初の一歩”を一緒に形にする、体験型ワークショップです。
生成AIの基礎・注意点に加え、庁内業務の改善テーマをもとにプロンプトの型運用の論点まで整理し、 推進の土台(共通認識・次アクション)を作ります。

対象:自治体職員/公共機関(業務部門・DX推進・情報政策・企画・総務・管理職など)
時間目安:半日(3時間)〜1日(6時間) / 形式:オンライン・対面いずれも可

※受講人数・対象部署・情報管理ルール(ネットワーク制約等)に応じて、内容・演習テーマを調整します。
※「まずは特定部署で試す → 庁内展開」の段階導入も前提に設計できます。

この研修のポイント
・生成AIの「できること/できないこと」を整理し、過度な期待・漠然とした不安を解消します。
・自治体・公共の実務に近いテーマを題材に、受講者自身が“使えるプロンプト”を作り、改善する演習を行います。
・講師がその場でフィードバックする「プロンプト添削コーナー」が好評です。
・情報漏えいリスクや留意点をふまえ、庁内利用ルール/ガイドライン検討の材料を持ち帰れます。
・研修後に「次に何をすればよいか」が明確になるよう、小さな業務改善の進め方まで一緒に整理します。

この研修で目指すゴール

受講後、「聞いたことはある」から一歩進み、“安全に、業務で試せる状態”を目指します。

  • 生成AIの基本と、得意/不得意、注意点(情報管理・誤情報等)を説明できるようになる。
  • 庁内業務の改善テーマに沿って、プロンプトの型を自分で作り、改善できるようになる。
  • 「入力してよい情報/避けるべき情報」の判断軸と、最低限の安全運用の考え方を理解する。
  • まずは小さな範囲で試し、効果を確認して展開するための次アクション(進め方・担当・スコープ)を整理する。
  • 必要に応じて、庁内での説明・稟議に使える論点整理(メリット/リスク/運用案)を持ち帰る。

想定している対象者

IT専門職だけでなく、幅広い職種の方にご参加いただける内容です(非エンジニア中心でもOK)。

対象の一例:
  • 企画・総務・財政・人事・広報・窓口対応など、業務改善を進めたい部門の方
  • DX推進/情報政策/情報システム担当の方(全庁展開の設計・ルール検討を含む)
  • 課長・係長など、組織としての推進方針・運用設計を検討したい立場の方

※ITスキルは問いませんが、PCでの基本操作に慣れている方を想定しています。
※ネットワーク制約、利用可能なツール(庁内ルール)に合わせて進行します。
※必要に応じて、管理職向けの短縮版(意思決定者向けの論点整理中心)も可能です。

標準カリキュラム例(1日版)

下記は「1日(6時間)」想定の一例です。半日版や複数回に分けた構成、管理職向け短縮版も可能です。

第1部
生成AIの基礎と“自治体実務での使いどころ”

・生成AI/LLMとは何か(仕組みの超要点)
・得意なこと・不得意なこと/よくある誤解
・自治体・公共領域での活用例(作業の下準備・草案・要約・分類など)
・「どの業務なら効果が出やすいか」の見極めポイント

第2部
安全に使うための基本(情報管理・誤情報・説明責任)

・入力してよい情報/避けるべき情報の判断軸
・誤情報(ハルシネーション)への対処:検証・根拠の取り方
・住民対応/文書作成で注意すべき点(表現、差別・偏り等)
・庁内の運用で押さえるべき最低限の論点(ルール・ログ・教育)

第3部
プロンプトの基本と“型”づくり(ミニ演習)

・プロンプトの基本:役割/条件/制約/出力形式
・文書作成・要約・分類・たたき台作りの“型”
・まずは試してみるミニ演習(短い題材で改善のコツを体験)

第4部
業務改善テーマ別ワーク(部署ごとの題材で作る)

・庁内の業務テーマをもとにしたプロンプト作成(例:通知文・FAQ・議事録要約 等)
・出力の質を高める改善プロセス(指示→評価→修正)
・「現場で使える」状態に近づけるための工夫ポイント

第5部
プロンプト添削・共有会 + 次アクション設計

・各チームの成果共有(プロンプト/改善ポイント)
・講師からのフィードバック(添削コーナー)
・段階導入の進め方:小さく試す→効果測定→展開
・庁内説明・稟議に向けた論点整理(メリット/リスク/運用案)

カリキュラム調整の一例:
  • 半日版では第1〜3部+ミニワーク中心に「まずは安全に試す」構成に。
  • 管理職・推進担当向けには「第2部(安全・運用)」「第5部(庁内展開設計)」を厚めに。
  • 窓口・広報・福祉・税務など特定部署向けには、その部署で扱う文書を題材に演習(匿名化・サンプル化対応)。
  • ルール整備を急ぐ場合は、庁内ガイドラインの叩き台(FAQ/注意点)作成ワークを追加。

※事前にヒアリングシートをお送りし、対象業務・利用可能ツール・制約条件を伺ったうえで構成を調整可能です。
※機密情報は扱わず、ダミー・サンプルで十分に効果が体感できる形でも実施できます。

持ち帰れる成果物(例)
  • 部署別に使えるプロンプトの型(ひな形)(要約/通知文/FAQ案 など)
  • 現場で迷わないための注意点チェックリスト(入力NG例・確認ポイント)
  • 「まずはここから」の段階導入ロードマップ(スコープ・担当・次回アクション)
  • 庁内説明・稟議に使える論点整理メモ(メリット/リスク/運用案)

実施形態・環境について

オンライン・対面どちらにも対応しています(庁内ネットワーク制約を踏まえて設計します)。

実施形式 ・オンライン(Zoom、Teamsなど)
・対面(庁舎・会議室 等)
・ハイブリッド(会場+オンライン参加)もご相談可能です。
受講人数 目安:10〜50名程度
少人数(数名)から大人数(100名規模)まで対応可能ですが、
演習や質疑の時間を十分に確保するためには、20〜30名程度を推奨しています。
必要な環境 ・受講者1人1台のPC(ブラウザで生成AIツールを利用できる環境)
・オンラインの場合:安定したネットワーク環境、ヘッドセット推奨
・対面の場合:プロジェクタ・スクリーン、マイク など
・庁内のセキュリティ要件・ネットワーク制約(アクセス可否等)を事前確認します。
ご用意いただきたいもの ・庁内で使用が許可されている生成AIツール(または利用予定の候補)
・扱いたい業務テーマ(通知文、FAQ、議事録要約、照会対応など)
・参考資料(機密を避けた範囲で/匿名化・サンプル化も可)
・庁内ルールやガイドライン案(あれば)

料金の目安

ご予算・回数・内容に応じてお見積りいたします(段階導入の設計も含めてご相談可能です)。

料金は、以下の要素をもとに個別にお見積りさせていただきます。

  • 研修時間(半日/1日/複数回シリーズ)
  • 実施形式(オンライン/対面)
  • 受講人数・回数
  • カスタマイズの度合い(演習テーマの作り込み、事前ヒアリング、ルール検討の範囲など)

※「まずは一部署で試したい」「管理職向けに短時間で実施したい」など、状況に合わせて柔軟に設計します。
※具体的な価格感は、条件(人数・時間・形式・準備範囲)を伺ったうえでご案内します。

カスタマイズ事例イメージ(自治体・公共向け)

組織の状況・部署の課題・情報管理ルールに応じて、内容・難易度・演習テーマを柔軟に変更できます。

事例1:全庁向け「生成AIリテラシー・安全利用」セミナー
  • 対象:職員(職種横断)
  • 時間:2時間〜3時間(オンライン)
  • 内容:基礎+“安全に使うための判断軸”+デモ/ミニ演習
  • 狙い:不安・誤解の解消、最低限の共通認識づくり(入力NG・誤情報対策など)
事例2:部署向け「業務改善プロンプトワークショップ」
  • 対象:窓口・広報・福祉・税務など特定部署
  • 時間:半日(3時間)
  • 内容:通知文/FAQ案/案内文/議事録要約など、部署業務に即した演習中心
  • 狙い:翌日から使える“型”の作成と、部署内でのノウハウ共有
事例3:管理職・推進担当向け「導入方針・ガバナンス整理」
  • 対象:課長・係長、DX推進、情報政策など
  • 時間:半日〜1日
  • 内容:活用の全体像+リスク整理+段階導入の設計(何をどこまで許可するか)
  • 狙い:庁内説明・意思決定に向けた論点整理と、スモールスタートの設計
事例4:情報政策・情報システム向け「庁内ガイドライン/FAQ案づくり」
  • 対象:情報政策/情報システム/DX推進
  • 時間:1日
  • 内容:ユースケース整理、入力NG例、運用フロー、庁内問い合わせFAQ案の検討
  • 狙い:ツール導入〜庁内展開に向けた準備作業(迷わない運用の土台づくり)
よく扱う業務テーマ例(自治体・公共)
  • 通知文・案内文のたたき台作成/表現の整え(分かりやすい文章)
  • 議事録・会議メモの要約/論点整理
  • 住民問い合わせ(FAQ案)の作成/分類・整理
  • 庁内文書の要点抽出/チェックリスト化(※機密は扱わずサンプルで実施可)
  • 企画・施策メモの整理/比較表作成/説明資料の構成案づくり

※法令解釈や最終判断をAIに委ねることはせず、あくまで「草案」「整理」「たたき台」に活用する前提で設計します。

お客様の声

※下記は掲載例です(実際の掲載にあたっては、内容確認・匿名化などに配慮して整備します)。

自治体(企画・DX推進)/担当者

「生成AIは気になっていましたが、庁内のルールや情報管理が気になり踏み出せずにいました。 この研修では“入力してよい情報/避けるべき情報”の判断軸が整理され、 さらに段階導入の進め方まで一緒に考えられたので、推進の道筋が見えました。 研修で作った“型”を使って、まずは通知文のたたき台作成から試しています。」

実感した効果:庁内説明がスムーズに/スモールスタートの設計ができた

自治体(窓口・住民対応部門)/係長

「問い合わせ対応が忙しく、FAQを整備したいと思っていましたが着手できていませんでした。 ワークでFAQ案の作り方(質問の分類→回答の型)を体験でき、 実務にそのまま持ち帰れました。添削で“伝わる表現”の修正ポイントも分かり、 若手職員の文章作成の負担も減りそうです。」

実感した効果:FAQ整備の着手が進んだ/文書作成の負担が軽減

公共機関(総務・管理部門)/担当者

「“便利そう”だけでは稟議が通りにくく困っていましたが、 研修でメリット/リスク/運用案が整理でき、説明資料の骨子が作れました。 また、誤情報への対処(検証の仕方)を学べたので、現場での不安も小さくなりました。」

実感した効果:意思決定の論点が整理/説明資料づくりが進んだ

自治体(情報政策・情報システム)/担当者

「ツールの使い方だけでなく、現場が迷わないための運用設計に踏み込めたのが良かったです。 “入力NG例”や“チェックリスト”がそのままガイドラインの叩き台になり、庁内展開の準備が進みました。 まずは一部署で試し、次は全庁向けに展開する計画です。」

実感した効果:ガイドライン整備の前進/段階導入のロードマップが明確に

よくあるご質問

初めてご検討いただく際によくいただくご質問をまとめました。

Q. 生成AIをほとんど触ったことがない職員でも大丈夫でしょうか?

はい、問題ありません。本研修は、初めての方でも理解できるように基礎から丁寧に解説します。 演習も、短い題材で「試す→改善する」流れを体験していただけるよう構成しています。

Q. 機密情報や個人情報が心配です。業務に近い演習はできますか?

機密情報・個人情報の取り扱いには十分配慮します。実際の文書をそのまま扱うのではなく、 匿名化・サンプル化・ダミー化した題材で効果を体感できる形に調整可能です。 事前ヒアリングで「どの範囲まで扱えるか」を確認のうえ、安全な範囲で設計します。

Q. オンライン研修でも、双方向性は確保できますか?

質問タイム、チャットでの受付、ミニ演習の共有、プロンプト添削コーナーなどを通じて、 オンラインでも双方向のやり取りが生まれるよう工夫しています。ご希望に応じて少人数のグループワークも可能です。

Q. まずは一部門で試してから、庁内展開を検討したいのですが可能ですか?

はい、その進め方をされる自治体・公共機関の方が多いです。 最初は対象部門を絞って実施し、その結果を踏まえて内容や時間配分を調整しながら、 全庁展開版(共通ルール・FAQ整備を含む)を設計することも可能です。

Q. どの生成AIツールを使うべきか決まっていません。相談できますか?

もちろん可能です。庁内の制約(ネットワーク・セキュリティ要件・利用可否)を踏まえ、 「まずは何で試すのが現実的か」「ルールはどこまで必要か」など、段階導入の観点で一緒に整理します。

Q. 研修後のフォロー(相談会・ガイドライン整備の支援)は可能ですか?

はい、可能です。研修で作った成果物(プロンプトの型・チェックリスト・論点整理)をベースに、 追加のワークショップや相談会、ガイドライン/FAQ整備の伴走支援などもご相談いただけます。

「まずは話を聞いてみたい」段階でも歓迎です

「何から始めるべきか」「情報管理上どこまでできるのか」「一部署で試すなら何が良いか」など、
状況に応じた進め方を、オンラインでの無料ヒアリング(30〜60分)で一緒に整理します。
研修のカスタマイズや段階導入(スモールスタート→展開)の設計も含めてご相談ください。

※お問い合わせ時に「自治体・公共向け(生成AI×業務改善キックオフ)の件」と一言添えていただくとスムーズです。
※まだ庁内での合意形成前の段階でも、お気軽にご相談ください。

PAGE TOP