組合・団体向け生成AI研修 導入事例

比内町ジョイスタンプ協同組合様
生成AI活用研修(秋田県中小企業団体中央会 組合活力向上事業)

秋田県中小企業団体中央会の「令和8年度 組合活力向上事業」として、 比内町の加盟店経営者の皆さまに実施した2回構成の研修です。 第1回は小売・サービス業の活用事例を学び、 第2回はGemini無料版を使って自店の業務を題材に実践しました。

実施:2026年8月27日・9月2日 / 形式:対面・2回(各2時間)
主催:秋田県中小企業団体中央会(大館支所)
対象:組合加盟の8事業者・12名(呉服店、電器店、生花店、書店、企画会社、卸商社など)

研修成果

・研修全体の評価: 5.0 / 5.0
・講師の説明のわかりやすさ: 5.0 / 5.0
・友人・同僚への推奨度: 5.0 / 5.0
・受講目的の達成度: 4.3 / 5.0

※受講後アンケート回答者9名の平均値です。

比内町ジョイスタンプ協同組合様について

秋田県大館市比内町の商店・サービス業者が加盟し、 共通スタンプ事業などを通じて地域の買い物を支えている協同組合です。

団体名 比内町ジョイスタンプ協同組合
所在地 秋田県大館市比内町
加盟店の業種 呉服店、電器店、生花店、書店、企画会社、卸商社など、 地域に根ざした小売・サービス業
主催 秋田県中小企業団体中央会(大館支所)
令和8年度 組合活力向上事業
実施した研修
  • 研修名:生成AI活用研修(全2回)
  • 第1回:2026年8月27日(木)14:00〜16:00
  • 第2回:2026年9月2日(水)14:00〜16:00
  • 会場:プルミエ比内(大館市比内町)
  • 形式:対面
  • 使用ツール:Google Gemini(無料版)、Googleドキュメント
  • 受講者:8事業者・12名(延べ19名)

主催:秋田県中小企業団体中央会について

県内の中小企業組合や任意団体の連携を支援する経済団体で、 今回の研修は同会の「組合活力向上事業」として実施されました。

団体名 秋田県中小企業団体中央会
所在地 秋田県秋田市(今回の担当:大館支所)
主な活動 県内の協同組合・商店街組合・任意グループなどの設立・運営支援、 専門家派遣による課題解決支援、 セミナーや補助金など経営支援施策の情報提供
Webサイト
組合活力向上事業とは

会員組合が抱える課題に対し、中央会が専門家を派遣して 研修会や個別支援を行う事業です。 組合ごとにテーマを設定し、今回は比内町ジョイスタンプ協同組合様のテーマとして 「生成AIの活用」が選ばれ、Forest合同会社が講師として派遣されました。

Forest合同会社では、中央会をはじめとする支援機関の事業における 講師派遣・研修企画に対応しています。

導入の背景・課題

「生成AIが話題になっているが、自分の店の仕事のどこで使えるのか分からない」 という状態から研修がスタートしました。

比内町ジョイスタンプ協同組合様では、加盟店の経営に生成AIを取り入れることを目的に、 令和8年度の組合活力向上事業のテーマとして生成AI研修を企画されました。 秋田県中小企業団体中央会 大館支所を通じて、 県内で小規模事業者向けの生成AI研修を行っているForest合同会社にご依頼をいただきました。

受講者は各店の経営者・役員が中心で、業種は呉服店から卸商社まで多岐にわたり、 年代も50代から70代以上と幅広く、生成AIを業務で使った経験のない方が大半でした。 「AIを業務にどう活かせばよいか、きっかけが欲しい」「まずAIがどういうものか知りたい」 という声が、参加動機として多く挙がっていました。

お客様向けの文章づくり

季節の案内はがき、お客様への手紙、店頭の貼り紙やPOPなど、 日々発生する「文章仕事」に時間がかかっていました。

組合・行政の文書

組合員向けの回覧文、補助金の申請手続き、 役所や取引先からの通知の読み解きなど、 たまにしか発生しないため毎回調べ直しになる業務がありました。

チラシ・販促物

チラシやPOPは「作りたいが手が回らない」状態で、 まとめて効率よく作る方法を求めていました。

経営の相談相手

設備の購入かリースか、キャッシュレス決済の選び方など、 一人で判断する場面で気軽に相談できる相手がいませんでした。

業種も年代もばらばらの参加者全員が「自分の店で使える」状態を目指す

特定の業種に寄せず、比内町の誰もが自分の店に置き換えられる題材で構成し、 「見て理解する回」と「自分の手で使う回」の2段階に分けることで、 生成AI未経験の方でもつまずかずに実践まで到達できる設計にしました。

この研修で重視した3つのポイント

「聞いて終わり」ではなく、研修翌日から費用ゼロで使い続けられる状態を目指しました。

1.題材を比内町・大館市のものに置き換える

「比内地鶏のおいしい食べ方」で生成AIの仕組みを説明し、 組合の回覧文、道の駅向けの貼り紙、地元の祭りと連動した販促アイデアなど、 受講者がそのまま自店に当てはめられる題材でオリジナル教材を作成しました。

2.「見るだけの回」と「使う回」に分ける

第1回は持ち物なし・見ているだけでOKの講義とし、 「自分の業務のどこに使えるか」のイメージを持った状態で、 第2回に各自パソコンを持参して実践ワークに臨んでいただきました。

3.無料ツールだけで完結させる

有料の生成AIを契約せず、Google Gemini無料版とGoogleドキュメントだけで すべてのワークを行いました。 研修後に「費用ゼロで翌日から続けられる」ことを最優先にしています。 あわせて、機密情報の扱い、AIの誤回答(ハルシネーション)、 著作権といった注意点も第1回で扱いました。

研修内容:活用事例を知り、自分の店の業務で試すまで

2回・計4時間で「基本理解と活用事例 → 4段階の実践ワーク」と段階的に進めました。

第1回|小売・サービス業における生成AIの活用事例

  • 生成AIとは:仕組み、苦手なこと、使う上での注意点
  • 上手な頼み方:プロンプトの書き方と「穴埋めの型」
  • 全国の商店・旅館・商店街における生成AIの活用事例
  • 業務別プロンプトの例①:事務・経理・会社運営(催促メール、回覧文、レシートの文字起こしと仕訳、雇用手続きの確認)
  • 業務別プロンプトの例②:営業・販売(季節の案内はがき、貼り紙・POPの一括作成と多言語化、ネット出品文、ギフト提案文)
  • 業務別プロンプトの例③:比較検討・相談(設備の比較表、購入とリースの損得、補助金の調べもの、取引先文書の読み解き、経営の壁打ち)
  • 生成AIの始め方

第2回|Geminiを使った実践ワーク

  • Geminiのログイン確認、第1回のふりかえり
  • ワーク①:まず1回頼んでみよう(プロンプト例をそのまま実行)
  • ワーク②:自社の情報を教えてみよう(Googleドキュメントで自店向けに書き換え)
  • ワーク③:データを渡して分析してもらおう(売上データ、レシート、組合規約)
  • ワーク④:実際の業務での活用方法を考えてみよう(各自のテーマで作成→講師が個別アドバイス→結果を共有)
  • 生成AI最新情報:NotebookLM、画像生成AI
  • 質疑応答

第2回のワークは「例文をそのまま試す → 自店の情報を足す → ファイルを渡す → 自分の業務で作る」 の4段階で、少しずつ自分ごとに寄せていく構成です。 仕上げのワーク④では、催事の案内、貼り紙・POP、値上げのお願い文、組合の文書、経営の壁打ちなど、 各自が実際に抱えている業務をテーマに 自分の店の言葉でプロンプトを書き、その場でGeminiに実行 し、結果を前方スクリーンで共有しました。

研修の成果

受講後アンケートでは、研修全体の評価と講師の説明のわかりやすさについて、 回答者全員が5段階中「5」と評価しました。

研修評価

研修全体の評価 5.0 / 5.0
講師の説明・回答のわかりやすさ 5.0 / 5.0
カリキュラムは事前に期待した内容だったか 4.7 / 5.0
参加者とのディスカッションは活発だったか 4.7 / 5.0
受講目的の達成度 4.3 / 5.0

※受講後アンケート回答者9名の平均です。

友人・同僚への推奨度

5.0 / 5.0

「この研修を友人や同僚に薦めたいか」という質問への平均回答です。 また、3〜6時間程度の本格的な研修があれば 「有料でも参加したい」への回答も平均4.7 / 5.0でした。

今後さらに学びたいテーマとして挙がった内容

経営者・管理職向け:自社へのAI導入の進め方、 Excel・資料作成などの業務効率化、 ChatGPT・Claudeをもっと使いこなす実践編、 AIによるチラシ・画像・動画づくり、 社内資料・マニュアルをAIに読み込ませて活用する方法(NotebookLM等)

回答者全員が、自社(自団体)向けの個別研修や、 国の助成金を活用した研修導入に関心を示しています。

受講者の声

受講後アンケートから、一部をご紹介します。

組合理事長様(呉服店経営)

「説明がわかりやすく、足りない資料やデータ等も準備していただき助かりました。 AIは相談相手だと実感しました。」

組合員様(企画会社)

「実践について知ることができ、勉強になりました。」

担当講師より

Forest合同会社 代表 太田 和樹

組合や商店街の研修では、呉服店も電器店も生花店も、 同じ教室で同じ教材を使います。 だからこそ、その土地の人なら誰でも自分の店に置き換えられる題材 を選ぶことを大切にしています。

比内町ジョイスタンプ協同組合様では、比内地鶏、組合の回覧文、道の駅の貼り紙といった 身近な題材で教材を作り、第2回では受講者お一人おひとりが 自分の店の言葉でプロンプトを書いて、隣の方と結果を見せ合っていました。 その時間こそが、この研修のいちばんの成果だと感じています。

無料のGeminiだけで完結する構成にしたのは、 研修が終わった翌日から、費用の心配なく使い続けていただくためです。 「うちの店だとどう使えばいい?」という研修後のご相談も歓迎しています。

今回実施した研修に関連するサービス

Forest合同会社では、中小企業団体中央会・商工会議所・商工会・組合など 支援機関を通じた研修にも対応し、受講組織の業種・地域に合わせて教材をカスタマイズしています。

生成AI活用研修・ワークショップ

ChatGPT、Gemini、Claudeなどの生成AIについて、 基礎からプロンプトの書き方、自社業務への適用までを実践形式で学びます。 小規模事業者向けには無料ツールのみで完結する構成も可能です。

生成AI研修の詳細を見る →

企業・団体向け研修・サービス一覧

生成AI、Claude Code、GitHub Copilot、Cursor、 AIエージェント、RAGなど幅広いテーマに対応しています。 人材開発支援助成金など国の助成制度を活用した研修導入のご相談も承ります。

研修メニューを見る →

よくあるご質問

組合・団体向け生成AI研修について、よくいただくご質問です。

Q. 中小企業団体中央会や商工会経由でも研修を依頼できますか?

はい。本事例は秋田県中小企業団体中央会の組合活力向上事業として実施しました。 組合、商店街、業界団体など、支援機関を通じた研修に対応しています。 秋田県外の場合も、対面・オンラインいずれでも実施可能です。

Q. パソコンに不慣れな高齢の経営者でも参加できますか?

はい。本事例では50代から70代以上の方が中心でした。 第1回は持ち物なしの講義、第2回で初めてパソコンを操作する構成にし、 ログインから一緒に確認しながら進めます。

Q. 有料の生成AIを契約する必要がありますか?

必須ではありません。本事例ではGoogle Gemini無料版とGoogleドキュメントのみで研修を完結し、 研修後も費用ゼロで続けられる形にしました。 ChatGPT、Claude、Microsoft Copilotなど、お客様が利用できる環境に合わせたカスタマイズも可能です。

Q. 業種がばらばらの参加者でも成り立ちますか?

成り立ちます。本事例では呉服店、電器店、生花店、書店、卸商社などが同じ教室で受講しました。 地域共通の題材(特産品、組合文書、店頭貼り紙、補助金など)で教材を構成し、 ワークで各自の業種に書き換えていただきます。

Q. 研修の費用はどのくらいですか?

標準的な料金は、1名・1時間あたり10,000円を基本としています。 研修時間、人数、実施回数、カスタマイズ内容などにより変動し、 10時間以上、または20名以上の場合は割引もあります。
また、中小企業団体中央会・商工会議所・商工会などの支援機関が主催する事業や、 組合・商店街など地域の事業者が集まって受講する研修については、 地域貢献の観点から通常より抑えた料金でお引き受けする「地域貢献割引」を設けています。 予算枠が決まっている事業の場合も、その範囲内で内容を調整しますので、お気軽にご相談ください。

「組合員向けに生成AI研修をやりたいが、何から始めればいいか分からない」 という段階からご相談いただけます

加盟店の業種、受講者の年代やパソコン経験、利用できるツールをヒアリングし、 その地域の題材で「見て理解する」から「自分の手で使う」まで到達できる研修を設計します。 中央会・商工会議所・商工会などの担当者様からのご相談も歓迎します。

※お問い合わせ時に 「比内町ジョイスタンプ協同組合様の導入事例を見た」 と添えていただけるとスムーズです。

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