「まずは全社員に正しい理解を」から始めた、生成AI活用の第一歩
社内でChatGPTの利用が広まりつつある一方で、「情報漏えいが心配」「どこまで使ってよいのか分からない」という声が多く、部門ごとにバラバラな使われ方になっていました。経営層としては、リスクを抑えつつ、現場の生産性向上につながる形で活用を推進したいという課題がありました。
2回シリーズのオンライン研修を企画し、1回目は「生成AIの基礎+活用事例+リスクとルールづくり」、2回目は「業務シナリオ別のプロンプト設計・演習」にフォーカス。各部門から事前に業務例をヒアリングし、その内容も一部題材として取り入れました。
- 受講者アンケートで「生成AIのイメージが明確になった」が95%以上。
- 研修後1か月で、複数部門から具体的な業務活用の相談が情報システム部門に寄せられるように。
- 研修で用いた資料をベースに、社内向けの簡易ガイドラインが策定された。